第一回目 ― 師走
年越しそばの由来について
 
 
 
  <そばの文化やまるきの歴史>

第一回目―師走
年越しそばの由来について

「みそかにそばを食うと金銭にことかかぬ」と言う俗説がありまして、江戸の中期頃から商家などでは『みそかそば』と言って月のみそか(毎月末)には細く長く商いが続くようにとそばを食べ来月を迎えるという風習があったと言われています。
また金・銀の飾り職人が飛び散った金銀の粉を掃き集める時にそば粉で団子をくくり、これを転がして水に放すと粉は溶けて金銀が底に残る、ということでそばは金を集める福禄寿にあやかり縁起をかつぐものとしても食べられそれが暮れの三十一日。
大晦日ともなれば一年の総決算。家運を伸ばし、寿命を伸ばし身代を永続きするように細く長く保とう、と言う意味で広く一般的にも大晦日の晩にそばを食べる風習が定着していったようです。また「そばは五臓の汚れを去る」という言い伝えもあってねぎのことを『薬味』というのもうなづけますね。さっぱりとした気分で新年を迎えたいということに結びつくわけです。
皆様、今年の大晦日は是非「まるき」の年越しそばで楽しい暮れのひと時をお過ごし下さい。
新年も良いお年でありますように…。


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